これからの音楽作品を

デジタル化が進み、個人情報、アート作品などもすべてクラウドで共有、リアルタイムでプライベートも見せ合う時代である。

Windows95が発売され、ネット時代の黎明期から「ICQ」というアクセス解析ソフトは既にあり、ユーザーのキーボードのカーソルに今、どんな一文字が入力されたか?まで、当時から情報収集に熱い方は事細かに解析をしていたようである。

僕は現在も、そんな自分を面倒くさく忙しくするようなソフトやアプリはインストールしていない。「知りすぎて」いては「!」する楽しみが減るし、そのような方との会話で「試してくる」のがわかってしまい、一々気づかないふりをして応えてあげなければならないので、僕としてはそちら側には回りたくないという理由もある。

 

先日、YouTubeでギターの弾き語りを見ていた。一般の素人さんとして吉田拓郎さんのカバーをしていたのだが、とても上手く思えた。

続いて流れた同曲の吉田拓郎さん本人の動画に「あ、拓郎さん負けてる」と、なった。

僕は、自分の音楽作品を多数ネットで配信しているが、最初にアップロードしたオリジナル音源と異なる場合が見受けれれるのは、各サブスク、プラットフォームの都合による差異、か、再生のオーディオインターフェイスへの操作、か、神々や宇宙人類の聴覚へのコンタクトだと思っている。

ハッキングとは、もう古く失礼な言葉かもしれない、が、Wi-Fiを切断する設定をしてもローカルディスクの音源にも調整が入ったりするので、これからは、音源はカセットテープに残していこうかと思っている。

MTR(マルチトラックレコーダー)を、押し入れから引っ張り出してきた。

電源は入り、再生、巻戻しなども損壊はないようだ。

 

個人が、国家を相手に、サイバー戦争をしかけたりして遊ぶ時代でもある。

データクラッシュ、システムダウンなども一般の方々に対しては、造作もないことなのだろう。

 

つまり、各々の生きざまが問われていくのではないか。

 

僕は、とりあえず自分のオリジナル音源を、自分で楽しむ自己満足用を第一にアナログへ回帰してみようかな、なんて、思っている。

何も語らず

 
 
この頃、ギターを弾いて歌詞にメロをつけるのに、以前の手癖のようなハンマリングオンやプリングオフをしなくなった。
 
シンプルに一弦一弦を弾く音に何となく落ちつきを感じるのである。
 
確かにベースランや細やかなテクニックは「上手い」とは思える。
 
思うようになったのは、ギターの音を感じる本質にそういうところは化粧であって、自分としてはもっと素がいいのだろう。ということだ。
 
ふわっち配信者のあるベーシストさんの音源に「なかなか心臓っぽく思えます」「これは脈に聞こえます」「しゃべりたそうなかんじですかね」とコメントした。
 
後、氏は僕のYouTubeをみて「ギターが歌ってる」「ボーカルに日常や生きざまが出ている」という感想をくれた。
氏の「ギターを弾くときにどんなことを考えてますか?」には「からっぽですかね」と応えた。
 
「あー、わたしには欲望があるんだ」
 
そして、氏は、アコースティックの独演「弾き語り」は全て自分で責任をとらなければならないですから、難しいですよね。と続けた。
 
 
真夜中なのに、蝉が鳴いている。
 
彼もまた「大人でいなければならない重圧」に一時の身の解放を試みているのではないか……。
 
鳴き、歌うときを知る蝉に思えた僕は、表現するものにも、そんな世界がやってきているのだろうと、少し嬉しくなった。
 
ギターを弾いたりするときも、きっとそれが最も理のかなった、いい音を奏でられるときである、のかもしれない。

僕は向日葵が

掴んだ幸せに固執し、一生幸せに暮らしていこうと励むこと。

僕は幸せを手放した幸せもあると思う。
やはり、誰だって心苦しいときはある。
 
もう、お分かりだろう。バランスのとり方での結果次第なのである。
 
だから、多幸感の高い位置を原点「0」に定められるように生きれば、それはそれで、おそらく多くの女性が望んでいるだろう、常に安定して満たされ、さらなる幸せの希望を持てる世界で存在することの「幸せ」に生きることができるのだと思う。
 
僕はどうか。
 
ありのままを見つめ、そこに使命感さえ感じていては、精神科の隔離室で毒殺、衰弱死相成ったところで、心の波風は穏やかにしていられる。
 
欲は何か。
 
向日葵の笑顔の安堵感に包まれたい、そんな欲である。
欲望というほど、望んでいるわけでもない。
ただ、多くの生命が「おひさま」に会いたがる氣持ちが湧いてくるだろうことと、僕も同様なのだと思う。
 
それでよい。
 
それでよい。
 
 
僕の心も晴れ、受け入れる日ざしが心地よく、また雲行きを気にしつつ、雨の覚悟もしている。
 
そんな中、生きていくのも悪くない。
それを幸せ、と思うのも、きっと幸せなのだ。
 
 

ひと知れず

何となしにLINEしたのだが、「どうしてわたしがどん底にいるってわかったの?」と、鶴川に住む鶴が云う。

彼女は自らの病を隠し、毎日ひたすらハタを織っている。この前再会して、随分痩せたなと思った。

ハタを織りすぎて、羽を使い過ぎているのである。

「恩を返し切って果てたい」

おれは、ふと思った。「もしかして夫婦鶴?」「彼氏、鶴っぽい?」

「鶴」

「恩返しに通ってくる」

「せつねえ」

そして続けて、安い商品がスーパーから消えていると嘆いていた。

おれの住む柿生はもう云ってしまうが、物価は安定して安いと思うし、スーパーの品ぞろえも豊富で珍しい魚や野菜、果物もその時々で取り揃えてある。煙草が安売りしていた時もあった。

きっと住民が頑張れば、何処でも住みよい町になるのだと思っている。

「恩返しには、恩返し。きっといい鶴の町になるな」

「夕鶴は正体がバレて飛んでいったんだ。わたしたちもバレたらこの町から追い出されるかもしれない……」

 

彼女には毎朝、スタンプを送るようにしている。

ヨメのひみこは、そんなふたりの話を聞いて「早く結婚できるといいね」と、微笑むのだった。

 

 

眞に迫る

言葉への身体の反応が、糠に釘というか大海にスポイトで淡水を一滴、は大げさすぎるとは思うが、とにかく刺激が感じられることがめっきり少なくなってしまった。

だから、ヨメの「ありがとう」という感謝の言葉やおれに対して「イライラする!」という憤慨も、心に水が染み込んでいく気配すら容易く窺えないのだから、人という器の「物体」と化してきたのであろうことも否めないのである。

まさに「がらんど」精神世界に訪れる意識たちも「あいつはつまらない」「あいつには何やってもダメ、効かない」と億劫そうである。

おれはやっと自分自身に到達できたのではないかと、本当の己に氣づけたのではないかと。だが「本当の人間」というものも、おそらく皆「からっぽ」なのである。邪魔する最たるものは「氣」「意(こころ)識」ではないか。

御霊・身魂(みたま)は鳩尾(みぞおち)辺りに鎮座しているという。人間に宿るのは欠片であって本体はクラウドの方にある。全宇宙と全世界の向かうエネルギーに向かって果てなく存在しているのだ。

ヨメがアカシックレコードの過去世を視れるようになったので、裏付けをとりながら、魂の原点についてストーリーを起こしていきたいと思っている。

大國常立大神(おおくにとこたちおおかみ)の着ぐるみスタイルで「新日本書紀」でも記したら面白いかもしれない。

 

喧嘩売人

今日も得も知れぬ精神状態の不調に日中から横臥の姿勢で目を伏せる。

「薬か……」

おれは氣分が高揚しすぎないために服薬しているのだ。
明日は通院。昼食後をスキップ可にしてもらおう。

……。

彼は向上心がある。「フォークはダサい」と詰(なじ)るようなパフォーマンスにも表れていると思う。

おれが彼の歌をあまり聴かないのは、悪く言ってしまえば「人間性がうわっついてる」音楽に感じてしまうからだ。彼の歌からは、ひとの生き様を深く真摯に捉えようとする感受性が伝わってこない。だから敬遠してしまうのである。「おれとは音学との向き合い方が違う」と。

桑田佳祐

彼は長渕剛と揉めていただろう。吉田拓郎を卑下する歌詞でもアルバムに載せていたはずだ。

そんな彼も音楽界の傀儡に過ぎないのかもしれない。「売れる」ということは自分を殺すことも孕んでいるだろう。

桑田佳祐のファンの皆様、申し訳ない。ただわたしもそんな彼に応えただけです。

ではでは。

正直に言ってしまって、すみませんでした m(__)m

ポーナマ5次元地球へGO

はまぐりちゃんアチチ攻め開始。




今日はポーナマ仲間のぶちくんと2時間くらいLINE通話で話した。
地球が二分化して3次元と5次元になるのでおれは5次元に行くと意気揚々。
3Dプリンターで食糧から何から全て複製できるとのこと。

「あのな、例えば林檎は種から愛情を込めて愛でて育てて成長した我が子の果実をありがたくいただく、そこに達成感や生き甲斐、幸せがあるんじゃないか」

「青森、うるさい!」

「おまえ、5次元の地球に行こうとしてるやつが日本の県の話で痴話喧嘩なんかしてる場合か!」

「おれはな、おまえポーナマが決まらなくておれの家に何日も泊めてた時も、特許を取ると言って毎週エクセルで図形を描いては描いては書き直しを繰り返していた時も、陰で動いてたんだよ。おまえはおれのこと只の昼行燈だと思っていただろ」

「そして今回は第二次鎖国の宣言だ。ツイッター見てみろ。ちゃんと順を追ってツイートしてあるから」

「おれはな目立つんだよ。おれは世界の中心人物なんだよ。これが妄想だったら入院だけどな」

「そして、おれは歴史に名を残さず消えていくんだ。それが真の忍び、カムイの美学というもの。わかったか!」

「……」

「世界に入ってる……(笑)」

「(笑)」

「あとな、おまえのバイク。ゴムは焼いても埋めても厄介なんだから、タイヤは野球部に叩かれるか、木にぶら提げてタイヤキにするしかねぇんだよ!ゴムを分解する何かがあればいいけどな」

「だからタイヤはいずれ履き替えだ。半重力装置なんかのテクノロジーだよ」

「それとな、民族は在日は残るも去るも自由。これから入国するやつは主に留学生。永住は日本語をマスターしたやつだけがいいと思ってる」

「……」

鎖国か……」


はまぐりちゃんパッカーン。「食べる?」





明日はごぼうちゃんの出番?